ポンプの水動力・軸動力・電動機出力の計算
水動力 = 0.163 × γ × Q × H(Qはm³/min)に、ポンプ効率と余裕を見込んで電動機の出力を出します。
分類給水・ポンプ根拠P = ρgQH更新2026-10-06
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水動力 Pw—
軸動力 L—
必要な電動機出力—
入力例
吐出量0.2m³/min(200L/min)・全揚程32m・ポンプ効率0.55・余裕15%の場合、水動力は約1.05kW、軸動力は約1.90kW、電動機出力は約2.19kWで、標準容量なら2.2kWです。
計算式
水動力 Pw[kW] = 0.163 × γ × Q × H (Q: m³/min, H: m)
軸動力 L[kW] = Pw ÷ η
電動機出力 P[kW] = L × (1 + α)
γ: 比重(清水 1.0) η: ポンプ効率 α: 余裕率
このツールは係数を 9.80665 ÷ 60 = 0.16344 として計算しています。電動機は標準出力(0.4・0.75・1.5・2.2・3.7・5.5・7.5・11・15・18.5・22・30・37・45・55・75・90・110kW)から、必要出力以上の最小のものを選んでいます。
注意
- 全揚程は ポンプ揚程の計算 で求められます。
- 電動機の選定では、締切運転や流量増大側での軸動力の最大値も性能曲線で確認してください。
よくある質問
0.163という係数は何ですか?
水の単位体積重量(1,000kg/m³ × 9.8m/s²)を、流量の単位 m³/min → m³/s の換算(÷60)と W → kW の換算(÷1000)でまとめた値です(9.8÷60 ≒ 0.163)。
ポンプ効率はいくつにすればよいですか?
メーカーの性能曲線の値を使います。わからない段階の概算では、小型の渦巻ポンプで0.4〜0.6程度、大型で0.7〜0.8程度を見込みます。
余裕率(α)はなぜ必要ですか?
運転点のずれ、液の比重や粘度の変化、電圧変動などで軸動力が増えることがあるためです。一般に0.1〜0.2(10〜20%)を見込みます。
根拠・出典
- 水動力の基本式 P = ρ × g × Q × H(ρ: 水の密度 1,000kg/m³、g: 標準重力加速度 9.80665m/s²)
- 空気調和・衛生工学会 SHASE-S206-2019
本ページは規程・指針の本文を転載せず、計算式と考え方を要約しています。設計・申請には必ず原文と所轄(水道事業体・下水道管理者・電気事業者など)の基準で確認してください。
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最終更新: 2026-10-06